ホンダと東風汽車の中国合弁、東風ホンダは8月29日、『シビック』と『CR-V』をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
今回のリコールは、運転席エアバッグの不具合によるもの。エアバッグを膨らませるインフレータに使われた部品に欠陥があり、エアバッグ展開の際、部品が飛び散り、乗員が負傷する恐れがある。
リコールの対象になるのは、2011年9月中旬から2014年5月上旬までに生産されたシビックと、2012年1月末から2014年7月末にかけて生産された『CR-V』。中国で販売された合計3万6887台がリコールに該当する。
東風ホンダは、対象車を保有する顧客に通知。販売店で、運転席エアバッグのインフレータを交換するリコール作業を行う。
東風ホンダは、「不具合部品は、サプライヤーから供給を受けたもの」と説明している。