モスクワモーターショー14において、BMWは『X5』の防弾仕様車、「X5 セキュリティプラス」を世界初公開した。世界で最もポピュラーな自動小銃の1つであるAK47で、250発もの銃撃を受けても乗員の安全は確保されるという。
BMWは30年に渡って歴代X5に防弾仕様車を用意してきた。今回ワールドプレミアされた新型X5の防弾仕様車では、ボディパネルやボディ構造、全ての窓ガラスなどを徹底的に強化することで、「VR6」という高い防弾性能規格を満たしている。ドアは通常のX5の数倍の重さとなっており、高い防弾性能があることがうかがえる。
なお、パワートレインに大きな変更はなく、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンに四輪駆動システム「xDrive」が組み合わされる。
そのほか会場には『7シリーズ』の防弾仕様車である「7シリーズ ハイセキュリティ」も展示された。