メルセデス・ベンツ日本の荒垣信賢副社長は8月22日、横浜市内で行われたヤナセ山下支店(メルセデス・ベンツ山下)の開所式で、消費増税後の新車販売について7月から回復軌道に入ったとの見通しを示した。
荒垣副社長は「新車台数は年初から2ケタ増を維持している。消費税アップ後は確かにいったん対前年同月比で落ち込みはあったが、これはもともと想定していたもので、その後7月には2ケタ増をすでに達成している。このペースで今後も走って行きたいと思っている」と述べた。
また「幸いにも『Sクラス』が昨年に新型が出たばかり、『Eクラス』もかなり大きなモデルチェンジをして、すごくいい。我々がニュージェネレーションコンパクトカーと呼んでいるシリーズも良い。全体受注としては決して悪くない」とも語った。
日本自動車輸入組合の統計によるとメルセデス・ベンツの2014年1月から7月までの累計販売台数は前年同期比12.5%増の3万1295台。7月単月の実績は前年同月比10.7%増の3861台となっている。