米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは8月18日、米国向けの2015年型『コルベット』に「バレットモード」を採用すると発表した。
バレットモードは、コルベットにオプションの「パフォーマンス・データ・レコーダー」の新機能として用意されるもの。パフォーマンス・データ・レコーダーは、サーキットなどで、ドライバーの運転スタイルを記録する装置。
バレットモードをオンにすると、パフォーマンス・データ・レコーダーが車両の走行中のオンボード映像を、音声入りで収録することが可能に。もちろん、車速、エンジン回転数、ギアの段数、車両にかかるGなどのデータも記録してくれる。
さらに、バレットモードでは、ダッシュボード中央のモニターの番号操作により、グローブボックスやインフォテインメントシステムにロックをかけることもできる。
コルベットの商品マネージャー、ハーラン・チャールズ氏は、「パフォーマンス・データ・レコーダーはもともと、サーキット用に開発。間もなく、さらに多彩な使い方が可能になる」と語っている。