【ペブルビーチ14】米スーパーカーのサリーン、テスラ モデルS を高性能化…加速性能向上

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サリーン フォー・シックスティーン
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米国で独自開発したスーパーカーを販売するサリーンオートモーティブ社は8月17日、米国で開催中の「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、テスラ『モデルS』ベースのカスタマイズカー、『フォー・シックスティーン』を初公開した。

サリーン社は、米国カリフォルニア州に本拠を置くスーパーカーメーカー。また、フォード『マスタング』、シボレー『カマロ』、ダッジ『チャレンジャー』などの各種チューニングも行う。さらに、モータースポーツにも参戦。加えて、アパレル、ライフスタイルアクセサリーなど、幅広い事業も手がけている。

2013年12月、サリーン社は、EV市場への参入を発表。2014年2月には、ベース車両のEVについて、「テスラ モデルS」と発表した。ペブルビーチ・コンクール・デレガンスで初公開されたフォー・シックスティーンは、モデルSをベースにした高性能EVコンセプトカーとなる。

フォー・シックスティーン(416)の車名の由来は、モーターの出力。最大出力は416hpを引き出す。これは、米国仕様のモデルSの「85kWh」の「パフォーマンス仕様」と共通。ただし、サリーン社が独自にファイナルギアレシオを変更し、加速性能を向上。また、「マックスグリップ」と命名されたデフロック機構も追加し、トラクション&グリップ性能が引き上げられた。EVパワートレインの冷却性能も高めている。

サスペンションは、サーキット走行にも対応した仕様が選択可能。外観はエアロダイナミクス性能を引き上げ、内装はレザー&アルカンターラ仕上げとした。フォー・シックスティーンの米国ベース価格は、15万2000ドル(約1560万円)。既存のモデルSオーナーに対しては、部品の個別販売も予定している。

《森脇稔》

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