【ランボルギーニ ウラカン 日本発表】“アニマ”で走りの性格を大きく変える

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ランボルギーニ・ウラカン
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ランボルギーニ『ウラカン』には、『ガヤルド』に引き続き、“ANIMA(アニマ、イタリア語で魂の意)”と呼ばれる、ドライビングモード選択システムが搭載されている。

「アニマの操作だけで、これだけクルマのキャラクターが変わるクルマは他にないと思う」とは、アウトモビリ・ランボルギーニアジアパシフィックの白井智幸さんの弁。

ガヤルドも“ストラーダ”、“スポーツ”、“コルサ”と選択出来、「トランスミッションのシフトタイミングのスピードや、ESCの制御の仕方で、多少スキッドを許す、あるいは、全く制御しないなどを行っていた」と話す。

ウラカンでは、「トランスミッションや、ESCの制御に加え、4WDのトルク配分も変え、ダイナミックステアリングの管理や、ショックアブソーバーの減衰力も変更する。エンジンでは、エキゾーストフラップを制御するなど、クルマを総合的にコントロールしている」と説明。

特に4WDのトルク配分は積極的に制御していると白川さん。「例えば、何かが起こってからの制御ではなく、起こる前にニュートラルステアやオーバーステア、タイムを優先する制御など、アクティブに制御している」と述べる。

具体的には、「ストラーダでは弱アンダーステア気味で、前30:後70の駆動配分が基本になる。スポーツでは、前15:後75をベースに路面状況に応じて変化させ、オーバーステア傾向に制御している。コルサは、フロントの駆動力を強くすることで、とにかくに前に進むことを優先に制御し、サーキットでのラップタイムを優先している」と、大きく性格が異なるセッティングになっていることを語った、

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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