大学受験する男子学生の割合が、少なくとも過去2年間にわたり、女子学生に比べて大幅に少ない状況が続いている。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。
学生入試課によると、2013/2014年度には、4万6481人の女子学生からの申請があったが、男子学生はわずか2万2221人しか申請を行わなかった。2014/2015年度では、約5万1000人の女子学生が申請したが、男子学生はわずか約2万3000人しか申請していない。そのため公立の大学では、定員に対して女子生徒と男子生徒の比率を均等にするのが、難しくなっており、女子学生の競争が激化しているという。
学生入試課は、男子学生が減少していることについて、学生がより冒険心を持つようになっており、高校卒業後はすぐに収入を得たいという傾向があると指摘。1,2年の長期休暇を取る者や、十分なお金を稼げると思っている者も多いと明らかにした。