インド最大の自動車輸出業者であるヒュンダイが、ヨーロッパ向けモデルの製造をトルコとチェコにある工場に切り替えたことを受けて、チェンナイ工場からヨーロッパへの自動車輸出を停止したとエコノミックタイムスが伝えた。
これによって昨年は25万3千台の自動車がチェンナイから輸出されたのに対し、今年は19万台と約25%減少すると見込まれている。
一方ヒュンダイ・モーター・インディア(HMIL)は南米や中東、オーストラリア、韓国以外のアジアを視野に入れ始めている。
また一部のモデルの製造をトルコおよびチェコに切り替えることで、インド国内での需要の高まりに対応することができるとし、14か月から18か月後にはチェンナイ工場が新たに生まれ変わると関係者は話している。