フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは8月8日、7月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、9万0775台。前年同月比は25%増と、2桁の大幅増を維持する。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードの7月実績は、前年同月比19%増の6万4130台と、引き続き好調。販売の主力は、2012年4月に発売された現地生産車の『フォーカス』。中国市場に投入されたばかりの新型『モンデオ』は、807%増の1万0154台と大幅な伸び。
SUVでは、『クーガ』が前年同月比10%増の1万0450台と好調。『エコスポーツ』も22%増の7302台を売り上げた。
また、江鈴汽車の7月実績は2万2031台。前年同月比33%増と伸びた。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力。
フォードモーターの2014年1-7月中国新車販売は、前年同期比33%増の64万0031台と新記録。同社は2013年、中国で93万5813台と、過去最高の販売を達成。前年実績に対して、49%増と大きく伸びている。