ドイツの高級車メーカー、アウディは8月7日、中国(香港を含む)における7月の新車販売結果を明らかにした。総販売台数は、4万8279台。前年同期比は15.6%増と、2桁の伸びを示す。
販売の主力は、中国吉林省のフォルクスワーゲングループの長春工場で現地生産される『A6L』、『A4L』、『Q5』、『Q3』の4車種。中でも、『A6』の中国専用のロングホイールベース仕様、A6Lは7月、1万4061台を販売。前年同月比は20.9%増と大きく伸びた。
また、Q3は8052台を販売。前年同月比は98.4%増と、大幅な伸び率を記録した。Q3は、中国のプレミアムSUV市場において、ベストセラー車の地位を占める。
アウディの2014年1-7月中国新車販売は、前年同期比17.4%増の31万6945台。1-7月実績で、初めて30万台を超えた。
アウディは2013年、中国で前年比21.2%増の49万2000台を販売。同社のルカ・ディ・メオ営業担当取締役は、「2014年の世界販売目標の160万台以上の達成に向けて、今とてもいい位置にいる」とコメントした。