米国の自動車最大手、GMは8月6日、中国における7月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、7月の記録を更新する24万9734台。前年同月比は12.7%増と、前年実績超えを維持した。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。7月実績は、上海GMが前年同月比6.6%増の12万0734台。SAIC‐GMは、20.3%増の12万5895台と、両社ともに好調。
ブランド別では、ビュイックブランドが、6万6858台を販売。前年同月比は1.1%増と微増ながら、引き続き前年実績を上回る。主力セダンの『エクセル』が、2万0786台と牽引。『エクセルXT』と『エクセルGT』も、合計で1万7294台を売り上げる。
シボレーブランドは、前年同月比10.9%増の4万8046台と、5か月連続で増加。小型セダンの『クルーズ』が、27.8%増の2万3129台を売り上げ、最量販車に。コンパクトカーの新型『セイル』シリーズが、7495台でこれに続く。
キャデラックブランドは、5830台を販売。前年同月比は58.1%増と、引き続き大きく伸びた。新型セダンの『XTS』が、71.1%増の2429台を販売。『SRX』は、2154台を売り上げた。
2014年1-7月のGMの中国新車販売は、前年同期比10.7%増の198万1016台と過去最高。GMは2013年、中国で316万0377台を販売。前年比は11.4%増と、2桁の伸びを達成している。