マツダの米国法人、北米マツダは8月1日、7月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、7月としては過去21年間で最高の2万9238台。前年同月比は17.1%増と、5か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、9381台を販売。新型投入により、前年同月比は1.6%増と、5か月連続で前年実績を上回った。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)も、159.4%増の2075台と大きく伸び、5か月連続の前年実績超え。
2013年1月に新型が発売された『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、5049台を販売。前年同月比は46.5%増と4か月連続で増加した。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、1547台。前年同月比は67.8%増と、3か月ぶりに増加する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、9109台を販売。前年同月比は16.4%増と、6か月連続で前年実績を上回った。しかし、2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1678台にとどまり、前年同月比は19.5%減と2桁のマイナスが続く。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が399台を販売。前年同月比は39.8%減と、4か月連続で減少。
マツダの2014年1-7月米国新車販売は、前年同期比9.3%増の18万5669台。北米マツダのロン・ステトナー営業担当副社長は、「1993年以来、マツダが7月に、これほど多くの車を販売したことはなかった」とコメントしている。