ホンダ 米国販売、3.9%減の14万台…2か月連続で減少 7月

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北米向け新型ホンダ アコード
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは8月1日、7月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は13万5908台。前年同月比は3.9%減と、2か月連続で前年実績を下回った。

ホンダブランドの乗用車系では、2012年秋に発売した新型『アコード』が、3万5073台を販売。前年同月比は11.3%増と、4か月連続で増加した。一方、『シビック』は3万0038台にとどまり、前年同月比は7.3%減と5か月ぶりのマイナス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の『CR-V』が、2万8522台と回復。前年同月比は4.8%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同月比17.8%減の1万0906台と、4か月連続のマイナス。中型SUVの『パイロット』は、15.5%減の1万0933台と減少が続く。

アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年同月比60.1%減の736台。『TSX』も71.5%減の479台、『ILX』も16.7%減の1235台と、セダン系が軒並み苦戦。2013年春に発売したホンダ『レジェンド』後継車の『RLX』も、前年同月比66.3%減の208台と、2か月連続で前年実績を下回った。

一方、アキュラブランドのSUVでは、2013年にモデルチェンジした『MDX』が、前年同月比13.2%増の6283台と、引き続き好調。しかし、『RDX』は10.3%減の3532台と、3か月連続で減少する。

ホンダの2014年1-7月米国新車販売は、前年同期比1.3%減の87万5344台。アメリカンホンダのジェフ・コンラッド上級副社長は、「CR-Vは米国ベストセラーSUVで、7月も販売記録を打ち立てた。アコードも2年連続のベストセラー車に向けて、順調な足取り」と述べている。

《森脇稔》

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