高速道路での危険ドラッグ使用で逮捕、全国初のケース

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今年5月、愛知県一宮市内の東海北陸自動車道で、危険ドラッグ(脱法ハーブ)吸引後に軽乗用車を運転して単独自損事故を起こしたとして、愛知県警は7月29日、岐阜県高山市内に在住する23歳の男を道路交通法違反(過労運転禁止)容疑で逮捕した。

愛知県警・高速隊によると、道交法違反容疑で逮捕された男は2014年5月22日の午後9時15分ごろ、一宮市開明付近の東海北陸自動車道下り線の路側帯に駐車していた軽乗用車の車内で危険ドラッグを吸引。その直後に中央分離帯へ衝突する単独事故を起こした疑いがもたれている。

男が運転するクルマは路側帯を発進し、本線を横切って中央分離帯に衝突。その後も歩く程度の低速で走行を続けたため、不審に思った後続車の運転者が走って追いかけて車内を確認したところ、運転席で意識を失っている男を確認したという。

警察が男から事情を聞いたところ、「北名古屋市内で危険ドラッグを購入し、帰宅途中の車内で使用した」と供述。男が使用したドラッグからは、今年6月に東京都豊島区内で8人が死傷する事故を起こした容疑者が吸引したものと同じ「AB-CHMINACA」という指定薬物(合成カンナビノイド)が検出された。

このため、警察は「男が薬物影響で正常に運転する状態ではなかった」と判断。道交法違反容疑で逮捕した。高速道路上での危険ドラッグ使用で逮捕されるのは、これが全国初のケースとなった。
《石田真一》

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