ダイムラー、メルセデスのドイツ主力工場に15億ユーロを投資

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メルセデスベンツのドイツ・ジンデルフィンゲン工場
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ドイツの自動車大手、ダイムラーは7月30日、2020年までにメルセデスベンツのドイツ・ジンデルフィンゲン工場へ、およそ15億ユーロ(約2065億円)を投資すると発表した。

ジンデルフィンゲン工場は、メルセデスベンツの主力工場のひとつ。現在、『Sクラス』、『Eクラス』、『CLSクラス』などを生産している。

今回の投資は、労働組合との合意を受けて発表されたもの。ジンデルフィンゲン工場の設備を更新し、新型車の生産準備を行う。

また、今回の投資によって、ジンデルフィンゲン工場の従業員の長期に渡る雇用も約束。100名の期間工を、正規雇用に切り替え。2016年からの5年間には、これを150名まで増やす計画。

ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「海外市場で大幅な成長を遂げている一方で、ドイツ国内工場への投資を、従来以上に重視していく。この投資が、我々の成功と中期経営計画のメルセデスベンツ2020の基盤になる」と述べている。

《森脇稔》

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