武田防衛副大臣が佐賀県を訪問し、古川佐賀県知事に対して陸上自衛隊のティルト・ローター機『オスプレイ』部隊について、佐賀空港への配備を要請した。
また、市街化が進む目達原駐屯地に配備されているヘリコプターについても、佐賀空港への配備を求めた。
武田副大臣は、沖縄の負担軽減のため、米海兵隊に佐賀空港の利用促進も政府として検討していることを説明、理解と協力を求めた。
沖縄の負担軽減については、政府は仲井眞沖縄県知事から「普天間飛行場の5年以内の運用停止」を求められている。沖縄県の要望、要請に応えるため、暫定的に辺野古が完成するまでの間、佐賀空港の利用を米側の理解が得られれば検討する考えも明らかにした。