冷却スプレーにタバコの火が引火、車内で爆発

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20日午後5時ごろ、大阪府豊中市内の国道176号を走行していた軽乗用車の車内で小規模な爆発が発生。乗っていた2人がヤケドで重軽傷を負う事故が起きた。車内で使用した冷却スプレーのガスに対し、タバコの火が引火して爆発に至ったものとみられている。

大阪府警・豊中署によると、現場は豊中市長興寺南付近。走行中の軽乗用車が急ブレーキを掛けて停止。車内から運転者と同乗者が飛び出てきて、その衣服が燃えていることに後続車の運転者が気づいて消防へ通報した。

車内では小規模な爆発が発生したとみられ、運転していた大阪市内に在住する24歳の男性が全身ヤケドの重傷。助手席に同乗していた別の24歳男性も手をヤケドする軽傷を負い、いずれも近くの病院へ収容されている。

2人は窓を閉め切った状態で冷却スプレーを使用。運転者の男性がしばらく経ってからタバコに火を着けようとしたところ、車内で爆発が発生し、着衣に延焼したという。

警察では残留していたガスに引火した可能性が高いとみて、消防と共同で検証を進めている。

《石田真一》

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