日産自動車のスポーツ車開発などを手掛けるNISMOは7月23日、横浜市の日産本社で『ノート NISMO』など秋までに発売する新モデルの発表イベントを開いた。
同日初公開したノート NISMOは、NISMOグレード車としては5番目となり、今秋に投入される。NISMOの宮谷正一社長は「モータースポーツのDNAと最量販車種のノートとの出会いで、より多くのお客様に、今までにないワクワクをお届けしたい」と語った。
宮谷社長によると、これまでの量販NISMOモデルの国内販売では、『マーチ NISMO』がマーチの販売全体の「10%程度から、多い月では20%を占めるようになっている」という。ノートへの設定でNISMOシリーズの販売も大きく伸びる見込みだ。宮谷社長は「ノートは月間1万台の量販モデルなので難しいところはあるが、マーチと同じくらい、(比率が)取れればいい」と、シリーズの主力への育成に意欲を示した。