マツダの欧州法人、マツダモーターヨーロッパは7月21日、2014年上半期(1-6月)の欧州新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9万2430台。前年同期比は23%増と大きく伸びた。
好調な販売を牽引したのは、モデルチェンジした『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)。2014年上半期は、オランダで前年同期比581%増、スウェーデンで470%増、デンマークで291%増、スペインで149%増となるなど、支持を集める。
また、SUVの『CX-5』と『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)も、引き続き好調。マツダモーターヨーロッパによると、2014年上半期は、バックオーダーを抱える状態だという。
市場別の伸び率で見ると、ポルトガルが前年同期比128%増。ポーランドが75%増、スペインも74%増と好調だった。五大主要国では、ドイツが22%増、英国が27%増、フランスが15%増、イタリアが11%増という結果。
マツダの2013年の欧州新車販売台数は、14万7307台。前年比は17.9%増だった。マツダモーターヨーロッパのフィリップ・ワーリングCOOは、「上半期の販売の伸びは、優れた商品と強固なディーラーネットワークのおかげ」とコメントしている。