ヒュンダイ、米国で純正部品の使用促進キャンペーン…粗悪品を排除へ

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韓国の自動車大手、ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)。同社が米国市場において、顧客に純正部品の使用を呼びかけるキャンペーンを開始した。

これは7月18日、ヒュンダイの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカが発表したもの。全米のヒュンダイ販売店で、「Hyundai Go Genuine Collision Conquest」と名付けたキャンペーンを開始している。

このキャンペーンでは、ヒュンダイの販売店を訪れた顧客に対して、ヒュンダイの非純正パーツが使われていた場合、通常よりも安い価格で、純正部品を提供。純正パーツへの交換を、促進するという内容。

ヒュンダイが交換を推奨するパーツは、主に5点。ボンネット、フェンダー、バンパー、ヘッドランプ、テールランプとなる。

このキャンペーンの背景には、米国では粗悪な非純正パーツが出回り、これらのパーツを装着した車両による事故では、安全性が充分に確保されていないことが挙げられる。ヒュンダイによると、純正品以外のパーツは米国の安全基準に適合していないものが多く、衝突事故の際、乗員を充分に保護できない可能性があるという。

《森脇稔》

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