【新聞ウォッチ】夏に御用心! 瞬間冷却スプレー後にタバコ、車内で全身やけど

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年7月22日付

●日モンゴル、EPA大筋合意へ、日本車の関税撤廃(読売・2面)

●旅客機撃墜、親露派に調査協力要請、ロシア同意、安保理決議へ(毎日・1面)

●東証活性化読めぬ効果、「夜間」など3案検討(産経・11面)

●ネット損保契約2年後に倍増へ、セゾン自動車(産経・11面)

●瞬間冷却スプレー後にライター、やけど(産経・24面)

●デトロイト再建の兆し、出店で活気、廃墟解消進む、財政破たんから1年現地ルポ(東京・3面)

●廃家電回収、段ボール1箱分900円、佐川、自宅まで集荷(日経・1面)

●日産、軽の自社生産開始、「新車投入時に」ゴーン社長(日経・7面)

ひとくちコメント

夏休みに入ってからの3連休。全国の海や山など行楽に出かけた人も多かったようだが、各地で水などの事故も相次いだという。長崎市では海水浴場の近くでダイビングをしていた女性が溺れて死亡。青森では海で泳いでいた男性2人が沖に流された。

きょうの各紙も「海の日、水と山事故相次ぐ、7人死亡、4人不明」(産経)などと社会面で取り上げている。そんな中、余り耳慣れない事故の見出しも目に付いた。「危険!冷却スプレーしてタバコ」(日経)である。ドライブ中にライターでタバコに火をつけたところ、全身やけどを負った男性がいたという。

「マッチ1本火事の元」とはいうが、車内でライターを着火しただけでやけどを負うというのも珍しい。記事によると、大阪府豊中市の国道を走行中の軽自動車内で運転していた大阪市の男性が瞬間冷却スプレーを使った後、ライターでたばこに火を付けようとして顔など全身にやけどを負ったというのである。

助手席の男性も左手や顔に軽いやけどをしたが、2人とも命に別条はないそうだ。やけどの原因は、瞬間冷却スプレーに含まれていた可燃性ガスにライターの火が引火したとみられる。

冷却スプレーは、熱中症対策の商品として、洋服やタオルなどに数秒間スプレーするだけで急速に冷える効果があるが、火がつきやすい特性があり、車内や狭い場所で使用する際は、換気が必要という。引火による事故も相次いでおり、取扱いにはくれぐれも御用心!

《福田俊之》

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