スズキは7月17日、『スプラッシュ』のリアブレーキに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『スプラッシュ』1車種で、2008年9月22日~2014年1月17日に製造された計1万7004台。
後輪用主ブレーキにおいて、ホイールシリンダのピストンの防錆性能が不足しているため、使用過程において外気の水分が当該シリンダ内に侵入するとピストンに錆が発生することがある。そのため、錆によりピストンの動きが悪くなることでシールが傷つけられ、ブレーキ液が漏れ、警告灯が点灯し、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。
全車両、ホイールシリンダを対策品に交換するとともに、ブレーキシューにブレーキ液が付着している物は、新品のブレーキシューに交換する。
不具合は94件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。