一時停止を無視した自転車の高齢女性、はねられ死亡

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12日午前10時45分ごろ、山形県山県市内の市道で、自転車で道路を横断していた69歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

山形県警・山形署によると、現場は山形市南館5丁目付近。交差点に信号機は設置されていない。69歳の女性は自転車で道路を横断していたところ、右方向から交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打や出血性ショックが原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する61歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場の交差点は自転車側に一時停止の義務があった。聴取に対して男性は「自転車が飛び出してきた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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