クラシックカー70台がサーキットを走行…2年目も無事開催、戦前のクルマも

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Season2 5th. Tokyo Bayside Classic Cup Crystal Cupスタート
  • Season2 5th. Tokyo Bayside Classic Cup Crystal Cupスタート
  • Season2 5th. Tokyo Bayside Classic Cup Clubmen's Cupスタート
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  • ホンダS800レーシング(右)とミニ(左)
  • アルファロメオGTV(右)とMGBたち
  • モーリス・マイナーSr2(右)とミニ(左)
  • オースチン・A40ファリーナ(右)とミニ(左)
  • スポーツ走行中のウーズレー・ホーネット(右)とミニ(左)

7月6日、袖ヶ浦フォレストレースウェイ(千葉県袖ケ浦市)において、「Season2 5th. Tokyo Bayside Classic Cup」が開催された。主催はTokyo Bayside Classic Cup実行委員会。

2年目に突入したこのサーキットイベント。スポーツ走行以外の車両は、1972年までに生産されたか、あるいは、その後も継続して生産された同型車両であれば、日本車、輸入車問わずエントリー可能。今回は2レースとスポーツ走行を合わせて、約70台がエントリーした。

気軽にクラシックカーでサーキット走行を楽しもうという趣旨が、徐々に浸透してきた結果、参加者は増加した。その半面、サーキットに慣れないドライバーによるアクシデントが懸念されるため、走行前の車検の徹底や、ドライバーズミーティングでは、フラグの説明から、走行マナーまで、詳細にわたり解説が行われた。

その結果、大きなアクシデントもなく、全てのプログラムは終了。もうひとつの趣旨である、皆でワイワイとお昼を食べ、表彰式を迎えることが出来た。

実際に走っているクルマは、1960年代から1970年代のイギリス車、特にMGやクラシックミニが多いものの、その中でアルファロメオ『スパイダー』や『2000GTV』などが健闘していた。また、スポーツ走行には戦前のウーズレー『ホーネット』も参加し、注目を集めていた。

次回は、9月21日に同サーキットにて開催予定である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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