ドアウェザーストリップ関連技術、特許総合力トップは豊田合成…パテント・リザルト

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ドアウェザーストリップ関連技術 特許総合力トップ5
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パテント・リザルトは、日本に出願されたドアウェザーストリップ関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめた。

調査では、サイドドアやバックドアなど、ドアと車体のドア開口部との間をシールするドアウェザーストリップに着目し、1993年から2014年5月末までに日本の特許庁で公開された関連特許2373件を対象としている。特許の質と量から総合的に参入企業の競争力を見た「特許総合力ランキング」を集計した結果、1位 豊田合成、2位 西川ゴム工業、3位 本田技研工業となった。

1位豊田合成の注目度の高い特許には、「ドアの閉状態において、長時間にわたり圧接された部位が屈曲し、変形してしまうことを抑制する技術」などが挙げられる。

2位西川ゴム工業の注目度の高い特許には、「性質の異なる複数の材質により構成し、板金の段差やうねりのある部分においてもシール性能を保持する技術」などが挙げられる。

3位本田技研工業は、「ウェザーストリップの組付品質を高め、生産性を向上させる取付方法及び取付装置」などが注目度の高い特許として挙げられる。同社は、有効特許の49件のうち36件もの共同出願がみられる。同社の共同出願人では、西川ゴム工業との共同出願が最も多く、有効特許のうち28件みられた。

《纐纈敏也@DAYS》

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