防犯カメラで容疑車両を特定、ひき逃げで少年逮捕

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今年5月に神奈川県藤沢市内の国道467号で発生した重傷ひき逃げ事件について、神奈川県警は6月27日、横浜市内に在住する19歳の少年をひき逃げ容疑で逮捕した。周辺に設置されていた防犯カメラ映像や目撃証言から容疑車両を特定したという。

神奈川県警・藤沢署によると、問題の事件は2014年5月7日の午前4時55分ごろ発生している。藤沢市鵠沼石上2丁目付近の国道467号で、Uターンしていた乗用車が後ろから進行してきたバイクと衝突。バイクはこの弾みで転倒し、運転していた19歳の男性が足を骨折するなどの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

逃走する白っぽい色をしたクルマが目撃されており、警察ではこのクルマが容疑に関与したものとみて、周辺に設置されていた防犯カメラ映像の分析を開始。この結果、横浜市内に在住する19歳の少年を容疑者と断定し、6月27日に自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して少年は「バイクに当たったことは間違いない」などと供述しており、警察は引き続き事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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