英国のUKIPメディア&イベント社は6月25日、「ベストニューエンジン2014」を発表した。メルセデスベンツAMGの「A45AMG」シリーズ用の2.0リットル 直列4気筒ガソリンターボエンジンが、ベストニューエンジン賞に輝いている。
「エンジンオブザイヤー」はクルマの心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、今年が16回目。今年5月時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている乗用車のエンジンを対象に、世界34か国82名のジャーナリストが投票を行って選出した。その部門賞のベストニューエンジンは、2013年4月から2014年3月までに登場した新エンジンの中から、とくに画期的な技術を採用したエンジンに贈られる。
ベストニューエンジン2014の結果は以下の通り。
1:メルセデスAMGの2.0リットル 直4ターボ(225点)…45AMGシリーズ
2:BMWの1.5リットル直3ターボ(154点)…新型MINIとBMW 2シリーズ
3:BMWのEVパワートレイン(138点)…i3
4:BMWの3.0リットル直6ターボ(134点)…M3とM4
5:PSAの1.2リットル直3ターボ(130点)…プジョー308とシトロエンC4カクタス
6:ポルシェの3.8リットル水平対向6気筒ターボ(124点)…911ターボ
メルセデスベンツAMGが開発し、『A45AMG』、『CLA45AMG』、『GLA45AMG』に搭載する2.0リットル 直列4気筒ガソリンターボが栄冠に輝いた。2.0リットルクラス最強の360psのパワーなどが評価され、2位に71点もの大差をつけた。
また、2-4位は、BMWが独占。EVパワートレインからダウンサイジングユニット、Mカー用の高性能エンジンまで、幅広く高い評価を集めている。