【WSB 第7戦】カワサキ、サイクスが今季3度目のパーフェクトウイン

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トム・サイクス(カワサキ)
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2014年FIM世界スーパーバイク選手権シリーズ(WSB)第7戦イタリア・ミサノ大会が、6月20日から22日までの3日間、ミサノ・サーキットで開催され、トム・サイクス(カワサキ)が今季3度目の完全優勝を飾った。

第1レース、サイクスはホールショットを奪うと、チームメートのロリス・バズを従えて、グイグイとペースを上げた。レース前半には、2012年にカルロス・チェカ(ドゥカティ)が記録した1分36秒080のレコードタイムを塗り変える1分35秒台の快速ラップを連発、5周目には1分35秒629のニューレコードを樹立してライバルを圧倒した。

第2レースは、ジャンプスタートを切ったダビデ・ジュリアーノ(ドゥカティ)が3ラップ目までトップを走るが、ライドスルーペナルティのためトップグループから姿を消した後はサイクスがトップを快走。第1レース同様、チームメートのバズを従えNinja ZX-10Rの1-2体制となり、2位以下に大量リードを築いての独走優勝となった。

7戦14レースを終えて、サイクスは251点で総合首位。ギュントーリが39点差の総合2位。今大会両レースで2位のバズは、ギュントーリに2点差の総合3位へと浮上。2人とも良い状態でシリーズは後半戦へと折り返すことになった。

■WSB 第7戦(イタリア)

・スーパーバイク(レース1)
1位:トム・サイクス(カワサキ)
2位:ロリス・バズ(カワサキ)
3位:マルコ・メランドリ(アプリリア)
4位:チャズ・デイビス(ドゥカティ)
5位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
6位:トニ・エリアス(アプリリア)

・スーパーバイク(レース2)
1位:トム・サイクス(カワサキ)
2位:ロリス・バズ(カワサキ)
3位:マルコ・メランドリ(アプリリア)
4位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
5位:ジョナサン・レイ(ホンダ)
6位:トニ・エリアス(アプリリア)

・ポイントスタンディング
1位:トム・サイクス(カワサキ)251P
2位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)212P
3位:ロリス・バズ(カワサキ)210P
4位:ジョナサン・レイ(ホンダ)199P
5位:マルコ・メランドリ(アプリリア)179P
6位:チャズ・デイビス(ドゥカティ)143P

《纐纈敏也@DAYS》

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