BMWグループのMINIは6月12日、小型高性能カメラ、「GoPro」と連携したアプリケーションを、世界で初めて自動車に搭載すると発表した。
MINIは独自の車載コネクティビティ、「MINIコネクテッド」を幅広く市販モデルに設定。車内でのインターネット接続やハンズフリー通話など、高い機能性を提供してきた。
今回発表されたGoProと連携したアプリケーションは、MINI車に取り付けたGoProカメラを、運転姿勢を崩さず、センターコンソールのMINIコネクテッドのスイッチを通して、操作できるのが特徴。
これにより、走行中のオンボード映像などが、簡単に安全に撮影できるようになる。動画と静止画の両方に対応。MINIは、サーキットで自身の走行記録を残したいユーザーも想定する。カメラのレンズが捉えたプレビュー画面をはじめ、バッテリー残量、録画容量などの各種情報も、MINIのディスプレイに表示。
このアプリケーションは、アップル社のスマートフォン、「iPhone」のユーザーなら6月から、Appストアを通じて無料ダウンロードが可能。同社は、「MINIがGoProカメラを操作できるオペレーティングシステムを備えた世界初の自動車ブランドになる」とコメントしている。