【ガレージングEXPO14】いつもの空間を男のおもちゃ箱にする「ハウスインナー」

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48プロダクトのハウスインナー
  • 48プロダクトのハウスインナー
  • 折畳み式の作業机やシンクなども開発
  • ミニカーをキレイにディスプレイできる専用のショーケース
  • ロードバイクを掛けて保管したり、メンテナンススタンドも吊り下げられる
  • 整備のための工具をスマートに収納したり、ハンモックを吊り下げたり、中二階を作ることも可能だ

自分だけの隠れ家的空間が欲しいと思っても、日本の住宅事情では書斎など自分の空間を確保することは、なかなか難しい。ビルトインガレージはあっても、壁の強度が高くないため自転車や棚を吊ることが難しかったり、机を置くスペースもない。そんな環境を解消できるような、アイデア満載のギアがガレージングEXPOに出展されていた。

ハウスインナーと名付けられたそれは、一見すると建築足場のようにも見えるし、建築途中の鉄骨にも見える。これはガレージなどコンクリートの基礎があれば、壁や天井、床などに手を加えることなく、自立する空間構成フレーム。48プロダクトがプロデュースする、趣味や遊びを楽しむためのベースだ。

48プロダクトは工業デザインを手がけるクルーと、新潟の燕三条市のものづくりが結びついて実現したプロジェクト。お父さんの趣味の空間作りを実現するために、趣味を持っている熟年層のメンバーが集まり、それぞれの趣味を楽しむためのオプションパーツを作り出している。

例えばミニカーを並べるためのコレクションケース、野外でバーベキューを楽しむ人は収納やメンテナンスのための棚やシンク、自転車を掛けて保管するラックやメンテナンスのスタンドなど、続々とオプションの道具が作られているのだ。

大きさも目的に合わせて自由にオーダー可能。ガッチリとした作りは中二階の構造材とすることもできるし、重量物を吊り下げるようなヘビーな使い方もOK。価格はベーシックなキットが45万円から。写真の状態までオプションを装備すると、70万円ほどだとか。一生モノの男のおもちゃ箱が手に入ると思えば、決して高くない金額だ。

《高根英幸》

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