書籍:「人力車の研究」
価格:本体3800円+税
発行:三樹書房
人力車は明治8年頃から各地に普及。「役に立つ乗り物」という行政の奨励もあり、保有台数は11万台と爆発的に急増するなど、日本の道路交通を担った重要な存在である。
本書は、元NHK資料部主査の著者が、人力車についてその発明から生産過程、経営組織、雇用形態、当時の暮らしなどを豊富な資料とともに多面的に検証した1冊。
気になる見出し…●前史●人力車の発明●各地にのびる人力車●人びとの暮らしと人力車●人力車の生産●人力車夫の暮らし●人力車の衰退