米国カリフォルニア州など8州は5月29日、2025年までに、330万台のZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)を普及させる計画を発表した。
この計画には、米国の中でも最も燃費規制の厳しいカリフォルニア州の大気資源局が中心となり、コネチカット、メリーランド、マサチューセッツ、ニューヨーク、オレゴン、ロードアイランド、バーモントの合計8州が参加。
8州は2013年10月、今後11年間に排出ガスやスモッグによる有害物資の削減を目指すために、協力していくことで合意。今回、その具体的内容が示された。
その内容は2025年までに、8州で合計330万台のZEVを普及させるというもの。ZEVとは、EV、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車が含まれる。
カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は、「本日から、8州はさらにクリーンな車を、各州の道路で走らせるという目標を加速させる。これは、排出ガス削減に向けての真の行動だ」と述べている。