TEAM無限「神電参」、マクギネス選手が昨年の記録上回る...マン島TTレース

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神電参を前にしたジョン・マクギネス選手
  • 神電参を前にしたジョン・マクギネス選手
  • 神電参の「進化」を手にしたジョン・マクギネス選手

TEAM無限のEVマシン「神電参」(Shinden San)に乗るジョン・マクギネス選手(John McGuinness)が、マン島で開催中のTTレース「TT ZERO Challenge」クラスのプラクティス1日目で、平均時速111.904マイル(180km/h)の好スタートを切った。

TEAM無限が参戦1年目で掲げた目標は平均時速100マイル超え。その目標を達成した翌年、同クラスでマクギネス選手が、神殿貳(Shinden Ni)で作った記録は平均時速109マイル(170km/h)で、惜しくも2位だった。今回はプラクティスで2年目の本選記録を超えている。挑戦の3年間は、まさに長足の進歩だ。

TT ZERO Challengeは、マン島1周約60kmのコースの1周をどれだけ速く駆け抜けることができるかを競う。マクギネス選手のタイムは20分13秒786。サルビストレートの最速263km/hを記録した(速報値)。

Team無限は、今年「優勝と平均速度115マイル(約185km/h)超を最大目標に据える」と語っている。

残されたプラクティスは、31日17時45分と6月2日16時(現地時間)に予定されている。選は6月4日10時45分から。経験豊かなマクギネス選手には安定感がある。神電参をトラブルなしで、どこまで調子を上げることができるかが、史上初の日の丸EVで首位を飾る鍵を握る。

《中島みなみ》

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