24日、英国王室属領のマン島でTTレースがスタートした。チーム無限が2人ライダー体制で、電動バイククラス(TT ZERO Challenge)に挑み、史上初の日の丸優勝を目指す。
TTレースは、1907年から開催されている公道レースで、かつては国内メーカーも参加し、その優位性を競った。
初日の24日は18時45分(現地時間)から、初参戦となる選手(Newcomers)の速度制限ラップが行われる予定だったが、悪天候のため18時20分に中止が決まった。同日の練習、予選走行は26日に持ち越された。
チーム無限と共に現地入りしたTTレース研究者で二輪ジャーナリストの小林ゆき氏はツイッターで、現地の様子を伝えている。
「TTレースの初日、ニューカーマーの選手のコントロールラップの予定でしたが、残念ながらロードクローズと同時に雨が降ってきてしまいました」
TTレースは一般道がコースとなるため、競技直前に競技車両以外の通行を制限し、ロードクローズされる。
TTレースは日曜日を除いて5月24日~6日6日まで続く。
チーム無限が参戦する「TT ZERO Challenge」クラスの初走行は、5月30日20時30分を予定する。ただ、マン島は濃霧が発生しやすく、天候の変化も激しいため、開催日程が変わることがある。「TT ZERO Challenge」は、雨天では中止となる。
主催者側は、日程の変更を今年からオンラインで確認できるようにした。また、TTレースは、マンクスラジオが完全実況している。また、iPhone向けアプリ「 Isle Of Man TT」でも、最新のレース状況がわかる。