日立化成は、7月1日出荷分より、自動車用およびサイクルサービス用鉛バッテリーを値上げすると発表した。
鉛バッテリーについては、鉛を中心とした原材料調達コストの上昇、円安等を背景とした原油輸入価格の高騰、またこれらの影響による電力料金ならびに輸送コストの上昇等が続いている。同社は、コスト低減に努めてきたが、自助努力による吸収は困難と判断し、自動車用およびサイクルサービス用鉛バッテリーの値上げを決定した。
値上げ幅は自動車用、サイクルサービス用ともに10%以上。
バッテリーメーカーでは、古河電池が3月1日より5%~10%、GSユアサが5月1日から10%以上、値上げを実施。ボッシュも7月1日より10%以上の値上げを行うことを発表している。