JR東日本、常磐緩行線CBTC導入検討の設計業務で仏タレスと契約

鉄道 企業動向

JR東日本は5月22日、常磐緩行線綾瀬~取手間に無線列車制御システム(CBTC)を導入することを検討するための設計作業について、フランスのタレスと正式に契約を締結したと発表した。

JR東日本は2012年6月、常磐緩行線へのCBTC導入に関心のある会社を募集し、国内外10社の提案を比較検討した上で2013年2月、フランスの大手メーカー・アルストムとタレスの2社に絞り込み、同年12月にはタレスに設計作業を委託することを内定。このほど正式に設計作業を委託する契約をタレスと締結した。

JR東日本によると、常磐緩行線へのCBTC導入は2020年頃を予定。設計作業はおおむね1年間を予定しており、同社が求めるCBTCの機能などが実現できると判断した場合、CBTC導入に係る製造工事をタレスに委託するとしている。

タレスはCBTCに関する世界的な大手メーカーで、同社の都市鉄道用システム「SelTrac」は各国の地下鉄やモノレール、新交通システムで使用されている。CBTCは近年、世界各国の都市鉄道で採用が進んでおり、既に100線区近くで導入されているものの、国内では今のところ導入例がない。

(タレスがYouTubeで公開しているSeltracの紹介ビデオ)
《レスポンス編集部》

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