18日午前1時20分ごろ、宮城県仙台市青葉区内の市道で、交差点を右折していた乗用車に対し、対向車線を直進してきた別の乗用車が衝突する事故が起きた。直進車を運転していた22歳の男からはアルコール分を検出。飲酒運転の現行犯で逮捕している。
宮城県警・仙台中央署によると、現場は仙台市青葉区国分町付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。同区内に在住する39歳の男性が運転する乗用車が交差点を右折しようとしていたところ、対向車線を直進してきた別の乗用車と衝突した。双方の車両は衝突によって小破したが、人的な被害は発生しなかった。
通報を受けて駆けつけた同署員が、直進車を運転していた泉区内に在住する22歳の男が酒臭いことに気づいてアルコール検知を実施。この結果、酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
逮捕された男は今年4月に採用された中学校の教諭。聴取に対して「飲食店でビールなどを飲んだ。休憩したので酒は抜けていると思った」などと供述しており、警察では飲酒した場所や量の特定を進めている。