防犯カメラ映像から車種を特定してひき逃げ容疑者逮捕

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4月中旬に神奈川県川崎市川崎区内で発生した死亡ひき逃げ事件について、神奈川県警は13日、同区内に在住する33歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は容疑への関与を否認しているという。

神奈川県警・川崎署によると、問題の事故は2014年4月17日の午後11時25分ごろ発生している。川崎市川崎区鈴木町付近の市道(車線区別のない幅員約6mの直線区間)で、車道上を歩いていた47歳の男性に対し、進行してきた乗用車が衝突した。

事故から約15分後、頭から血を流した状態で倒れている男性を通行人が発見して警察に通報。男性は近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。近隣の住人が衝突音を聞いていることから、警察では男性がひき逃げされたものと判断し、死亡ひき逃げ事件として捜査を開始していた。

周辺の防犯カメラ映像を分析した結果、車種を特定。周辺での車当たり捜査を行ったところ、同区内に在住し、ネパール国籍を持つ33歳の男が容疑に関与した疑いが強まり、13日までにひき逃げ容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「身に覚えがない」など供述。容疑を否認しているようだ。警察では引き続き事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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