東京地下鉄と東京大学生産技術研究所の次世代育成オフィスがコラボ企画第2弾として「鉄道ワークショップ2014~鉄道電気のしくみを学ぼう~」を中学生クラスと高校生クラスに分け、2日間にわたり開催する。
このワークショップは、お互いのリソースを活用して次世代を担う人材を育成することを目的として東京地下鉄と青少年の科学技術への興味関心を高めるために産業界と初等・中等教育を結びつける働きをしている東京大学生産技術研究所次世代育成オフィスがタッグを組み、開催するものだ。
鉄道ワークショップは中学・高校生を対象としており、夏休み期間を利用して行われる2日間の連続講座だ。1日目は東京地下鉄電気施設において行われ、東京メトロの概要を学んだあとは「鉄道電気の基本」の講義を受け、普段はなかなか見ることができない電気設備を見学する。2日目には実験が行われ、鉄道電気が流れる仕組みを仲間とともに学んでいく。
また、実験の後には最後の講義として科学技術と社会のつながりについてレクチャーを受け、修了式とともに参加者同士の交流会も行われる。中学生クラスは7月30日・31日に、高校生クラスは8月6日・7日に行われ、参加費は無料となっている。中学・高校生クラスとも定員が25人となっており、必要事項を記入し、課題作文「鉄道をさらに快適にするためのアイデア」を添えて郵送またはメールで6月20日までに応募する。