軽自動車増税、二輪車のあり方「意向踏まえて努力を」...額賀自民税調小委員長

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自民党税調・額賀福志郎小委員長(15日・都内ホテル)
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自民党税調の額賀福志郎小委員長は15日、二輪車の軽自動車増税のあり方について、記者の質問に次のように語った。

「二輪車は新車の登録時期がわからないということで全車両が増税の対象となっているが、新車登録時期のわかるところから考えていきたい」

排気量250ccを超える二輪車には車検制度があり、新規登録の時期や経過年数が明確だ。増税を打ち出した総務省でも、この点は認めており、四輪車と同じように2015年4月1日以降の新車から増税することは可能だ。

額賀氏の発言は、全車両が増税対象となっている2014年度の税制改正の内容が15年度の実施までに修正が加えられる可能性を示唆したものだ。

また、250cc以下の車両についても「総務省、国土交通省、経済産業省の3省で、どういう方法があるか勉強させている」と、軽四輪車の増税と同じ方向性を模索していることを明らかにした。

その上で「業界からも要望を受けている。意向を踏まえながら、できる限り努力したい」と、二輪車の軽自動車増税のあり方について前向きな検討がなされていることを語った。

額賀氏は、3月に開催された自民党オートバイ議員連盟(逢沢一郎会長)の総会にも参加している。

《中島みなみ》

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