スズキ Vストローム1000 ABS を日本導入…輸出用大型スポーツ

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スズキ Vストーム1000 ABS
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スズキは、長距離ツーリングを快適に楽しめるスポーツ・アドベンチャー・ツアラー、新型『Vストローム1000 ABS』を、6月4日から国内市場で発売する。

Vストローム1000 ABSは、街中から高速道路、山岳路まで、長距離ツーリングでの様々な状況で走行を快適に楽しむためのスポーツ・アドベンチャー・ツアラーで、海外市場向けに輸出モデルだったが、国内市場にも投入する。

「冒険」をイメージさせる、力強く野生的な造形と、軽快さを表現したコンパクトでスマートなスタイリングが特長で、フロントには1988年に発売した『DR750S』のイメージや、縦型2灯ヘッドライトを採用した。

車体色は、赤「キャンディダーリングレッド」、黒「グラススパークルブラック」、白「パールグレッシャーホワイト」の3色を設定。

エンジンは、低中速域での力強さと扱い易さを高めた1036cc水冷4サイクル90度Vツイン(V型2気筒)DOHC4バルブエンジンを搭載する。3段階(1/2/オフ)のモード選択機能を備えたトラクション・コントロール・システムをスズキ二輪車で初めて採用した。これによってエンジン出力をより効率よく後輪に伝達することが可能となり、快適なライディングを楽しめる。

広い前方視界を確保する直立した乗車姿勢と、ワンタッチ操作で角度を3段階に調整できる可変大型風防により疲労を軽減する。快適な座り心地と足つき性を実現する、スリムな形状のシートと燃料タンクとした。『GSX-R』シリーズなどスポーツ車譲りの、ラジアルマウント・フロント・ブレーキ・キャリパーも採用した。

このほか、ギヤ・ポジション、平均燃費、航続可能距離など、多様な情報を表示できる機能的な液晶メーター・パネルを装備する。

年間販売目標は500台。価格は140万4000円。

《レスポンス編集部》

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