日産関専務、中国市場で高価格帯の日産ブランド車を充実させる

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日産自動車 中国事業の取り組み説明会
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日産自動車の専務執行役員で中国合弁会社、東風汽車の総裁を務める関潤氏は5月13日、横浜市で会見し、中国での品揃えについて高価格帯の日産ブランド車を増やす方針を明らかにした。

関総裁は「我々が今まで強みとしてきた小さい車を上手に造って燃費を上げて(中国の)お客様に喜んでもうことができている。そこ以外にもっと上へシフトしていきたい。例えばトヨタ自動車はDセグメントに『クラウン』、『レイツ』があるのに対し、我々は『ティアナ』しかもっていない。SUVでいうと『ハイランダー』、『プラド』がある。やはり非常に、我々からするとうらやましいくらい、平均単価が高い」と述べた。

さらに「車の単価が低くても十分な収益率を出しているが、やはり車の品揃えのウェートをもう少し上にあげたい。そこは今、手薄なところなので、(商品を)入れていけば当然純増になる。下をきちんと確保したまま、上を厚くしていきたい。台数もそのまま増えるし、収益バランスも良くなる」と語った。

具体的な車種については「グローバルで通用している車を中国向けにきちんとアレンジし直して投入して、台数を増やすのが基本戦略」と述べるにとどまった。

中国市場にあらたに投入する車種やその時期には言及しなかった。

《小松哲也》

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