ドイツの小売業者であるMetro AGが2020年までにインドに50の店舗を展開すると5日に発表した。
同社は現在インド国内12都市に16店舗を構えているが、ロシアや中国、トルコと共に今後店舗の展開に力を入れる国のひとつとされている。
4月には世界最大級の小売業者であるウォルマートが、今後5年間でインド国内に50の店舗を展開すると発表したが、スーパーマーケットという業態は海外直接投資(FDI)規制の壁に阻まれている。
インドの卸売市場は巨大でありながら組織化されておらず、しかも未だに現金主義が基本となっているが、今後は店舗を増やすことで利ざやを減らし価格を下げることが必要になってくるだろうとライブミントでは伝えている。