アルフォンソマンゴーがEUの輸入禁止措置を受けたことにより、国内での流通量が増加し価格がほぼ半額まで下がるだろうとエコノミックタイムスが伝えている。
気温の急激な上昇により今年のマンゴーは一斉に完熟の時期を迎えた上に豊作となっており、EUが輸入禁止措置を適用した5月1日から価格が下がっている。
ムンバイの卸売市場では2週間前には6万箱仕入れていたアルフォンソマンゴーが20万箱まで増加し、1箱あたり約800ルピーの値下げとなった。
デリーでは毎年多くが輸入に回され流通量が少ないが、今年はムンバイで扱う量が増加しているためやはり従来の1ダース400~500ルピーだったものが350ルピーから400ルピーへと下がってきている。4月から6月にかけてデリーでは南インドからマンゴーを仕入れており、6月以降はウッタル・プラデーシュ州からのものになる。
また、アルフォンソマンゴーの価格が下がると、アンドラ・プラデーシュ州のサフェダマンゴーの価格もそれに伴い下がるだろうと見られている。