4月にビッグマイナーチェンジした『ヴィッツ』には、1.5リットルエンジンに5速マニュアルトランスミッションを搭載する「RS」グレードをラインナップする。ワンメイクレース「ヴィッツレース」にも、今後はフェイスリフト後の「RSレーシング」が登場する。
ワンメイクレース車両となる「RSレーシング」は、RSをベースに、ロールケージ、4点式シートベルト、専用サスペンション、牽引フック、などサーキット走行に必要な装備を装着、一方でベースグレードの内装やスチールホイールなどを採用して車両価格を抑えたモデル。価格は215万6074円。
車両の開発を手がけるトヨタテクノクラフトTRDモータースポーツ部の櫻井康彦さんは「ベース車両でビックマイナーチェンジが行われたのでレースにおけるイコールコンディションが保てるかの検証が必要でしたが、引き続きマイナーチェンジ後のヴィッツでもヴィッツレースに参加できます」と語る。
続けて「既に何台か注文が入っていますので、今月中にはナンバーをつけたRSレーシングが走り出すようになります。今後、ヴィッツレースにも新顔のヴィッツが走るようになると思います」と話した。