マツダの米国法人、北米マツダは5月1日、4月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、4月としては2008年に次いで多い2万2434台。前年同月比は12.8%増と、2か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、8586台を販売。新型投入により、前年同月比は21.5%増と、2か月連続で前年実績を上回った。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)も、33.3%増の752台と、2か月連続の前年実績超え。
2013年1月に新型が発売された『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、3817台を販売。前年同月比は30.1%増と2か月ぶりに増加した。一方、『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、664台。前年同月比は12.9%減と、引き続き減少する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、6835台を販売。前年同月比は9.2%増と、3か月連続で前年実績を上回った。しかし、2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1314台にとどまり、前年同月比は22.4%減と大幅マイナスが続く。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が465台を販売。前年同月比は24%減と、2か月ぶりに減少。
マツダの2014年1-4月米国新車販売は、前年同期比2.4%増の10万0492台。北米マツダのロン・ステトナー営業担当副社長は、「長い冬が終わり、4月は顧客が販売店に戻ってきた。年初に想定していた通り、販売が回復した」と述べている。