アラブ首長国連邦(UAE)の格安航空会社(LCC)・フライドバイは4月30日、ドバイ=カンダハール線が7月25日、ドバイ=アデン線が8月1日に就航すると発表した。
カンダハールはアフガニスタン南部カンダハール州の州都。繊維や農作物の交易の中心地で、推定人口は50万人。フライトスケジュールは週2便。首都・カブール線は2010年より運航している。
アデンはイエメン南西部に位置する、国内随一の商業の中心地。外国企業の誘致を積極的に行うべく、税制優遇措置などが受けられるフリーゾーンを設けている。フライトスケジュールは週3便(週1便はアフリカ・ジブチを経由)。首都・サナア線は2012年より運航している。
ガイス最高経営責任者(CEO)は「今回の就航により、イエメン・アフガニスタンとUAEの間で、旅行やビジネスの機会が従来よりも大幅に増加するだろう」と述べた。両路線ではビジネスクラスも導入される。