京浜急行電鉄(京急)は5月1日、通常の赤塗装に代えて黄色いカラーリングを施した「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」の運行を開始した。「沿線に幸せを運ぶ電車」として、今後3年間運行する予定。
「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」となったのは、新1000形の8両編成1本(1057号編成)。京急の標準塗装は赤に白帯だが、業務用の電動貨車には黄色に赤帯の塗装を施している。1週間に1~2回程度しか運転されないため「見ることが出来るとハッピーになる『しあわせの黄色い電車』として、隠れた人気車両」になっていることから、黄色い塗装の「乗車できる『沿線に幸せを運ぶ電車』」を運行することにしたという。
当日はカメラを手にした鉄道ファンだけでなく、一般利用者が携帯電話で撮影する様子があちこちで見られ、赤い電車の中に現れた「黄色い電車」への注目度の高さを伺わせた。