スリランカのフラッグ・キャリアであるスリランカ航空(UL)は、5月1日にワンワールドアライアンスに正式加盟した。
スリランカ航空は、1947年に設立された歴史ある航空会社で、現在、コロンボを拠点として、成田空港など、ワンワールドアライアンスの主要ハブ空港を含むアジア、ヨーロッパ、中東地域の20カ国32都市に就航している。
現在、エアバスA320、A330-200、A340-300など、21機の航空機を保有しており、2013年の輸送実績は約470万人。アジアの中でも成長著しい航空会社で、有名な人気リゾート地モルディブへの国際線便数は世界最多で、南インドへの路線網も充実している。
スリランカ航空のワンワールドアライアンスへの正式加盟により、ワンワールドアライアンスのネットワークに、スリランカのハンバントタとインドのティルチラーパッリの2都市が新たに加わる。これにより、ワンワールドアライアンスのネットワークは150カ国以上、約1000都市となり、毎日約1万4000便を運航することになる。
ワンワールド・アライアンスは、今後も連携を強化しながら、ネットワークの拡大とサービス向上を図るとしている。