ドワンゴとニワンゴは26日と27日の両日、幕張メッセで「ニコニコ超会議3」を開催した。日本最大級の動画サービス「niconico」のすべて(だいたい)を地上に再現する…をコンセプトとしたイベントで、会場へのリアル来場者は約12万5000人。ネット来場者は760万人を超える勢いとなった。
ニコニコ超会議は、ネットとリアルが融合したイベントで、niconico上で展開される様々なネットカルチャーをリアルに体験できることが最大の特長。世代やジャンルを超えた100近くの企画が毎年実施されている。
来場者の中心が10-20歳代と、「他のイベントよりも若いこと」も特徴のひとつで、防衛省が戦闘ヘリまで持ち込むのは「こうした世代へのアピールとリクルートも兼ねている」と言われているし、各政党がブースを出展するのは「自党の政策に興味を持ってもらい、投票行動につなげてもらうのが狙い」と言われている。
とはいえ、実際の関心は「歌ってみた」や「踊ってみた」などniconicoでの人気コンテンツであるとか、ゲームやアニメなどのコンテンツ。体験型コーナーは今回も大盛況だった。